この人しかいない☆

 

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というのは、時に違うかもしれない、

そう思ってると別れた時ツライよなんて

前回の記事で書いていたのですが、

今、わたしは『この人しかいない』という人がいます。

1年前だったら想像もできなかったような場所に今、立っています。

ようやく、新たな扉を開けることができました。

それまでがめちゃくちゃしんどかったんだけれど。

今は、背中に羽が生えたような感覚があります。

ずっとずっと想い続けてくれていた人がいました。

数年前からずっと『親友』だった人です。

ツライとき、悲しいとき、ピンチなとき、

彼はいつもいつもわたしを励ましてくれていました。

彼にはどれだけ救われてきたかわかりません。

それでも、あくまで『友達』だったから、わたしはきっちりラインを引いていたし

彼氏と別れたりまた違う人と付き合ったりという日々がありました。

数年前から親しかったとはいえ、お互いに彼氏彼女がいないという期間がまったくなくて

どちらかにはいてどちらかにはいない、もしくは両方いる、

という状況だったから、お互いに恋愛を意識することはありませんでした。

けれど、初めて状況が変わったのは、

知り合って7年目にしてお互いがフリーになったタイミング。

わたしはそれでも全く恋愛など意識したことはありませんでした。

趣味が合うので一緒に趣味を楽しんだり、

途切れることのない会話を楽しんだりしていました。

そんな中、わたしがどうしてもどうしてもツラく感じてしまう事がありました。

わたしは、人前で涙を流すということを極端に嫌っているので

本当に仲の良い女友達くらいにしか涙は見せたことはありません。

めっちゃ泣き虫で、すぐ泣くタイプなのですが

そのへんはめっちゃコントロールを効かせます。

涙は女の武器、的な発想もあるので彼の前だけでは絶対に涙は見せない、

と何か意地のようなものがあって、どれだけ弱音を吐いてもいつも笑顔だったわたし。

けれど、その日はもう感情のコントロールが効かず、大泣きしてしまったのです。

2時間もひたすら泣き続けたわたしに、彼はずっと優しい言葉をかけてくれていました。

「今、玲菜ちゃんのことが好きな男がいたら、抱きしめてるところだよ」と

彼は言っていました。

その頃、わたしは彼の気持ちには一切気付いていなかったのですが

実はその頃から彼はわたしのことを想ってくれていて

その言葉は自分がそうしたかったことなんだと、後で気づきました。

けれど、そんなことをしたらわたしが困惑するのが目に見えてるから

安易に抱きしめたりなんかしない、そんな強さと優しさを持っている人でした。

それから数か月して、思いがけず彼から想いを知らされます。

全くそんなことを考えたことがなかったから、すぐに「NO」の返事をしました。

人間的には大好き。すごくすごく尊敬もしている。

だけれども、恋愛なんて感覚が皆無だし

それよりも何よりも『親友』を失うことが怖かったのです。

絶対的にわたしという人間を理解してくれて

微塵しかない『自己肯定感』を絶えず高めようとしてくれた人でした。

そんな人を失うのが怖かった。

彼を彼氏にするなんて発想はどこにも見当たらなかったのですが

数か月ほどして、「もしわたしに彼氏ができたら、彼はもう連絡をくれなくなるだろう」

という思いが頭の中をかすめて、それだけは絶対に耐えられないと感じる自分がいました。

『一生失いたくないひと』だ。

そう思ったときに、わたしの中での考えは揺らぎ始めました。

友達にもたくさん相談しました。

「絶対にその人ぜったい良い!!!」ってみんな大絶賛でした。

やめときなよって言う人が誰もいなくて、

客観的に見ても、彼はわたしにはとても合っている人なんだろうなぁとは思うものの

恋愛のスイッチが全く入りません。

だけど、わたしはもう結婚がしたい。

結婚に恋愛が必要なのか?

既婚者の友達はだいたいが「人間性が大事」だと言っていました。

トキメキやキラメキよりも。

優しさや想ってくれる強さとか。

そういうことが大事だと。

楽しくなくちゃダメだとは思うけれど。

楽しいんでしょ?一緒にいて。

じゃあ絶対アリだよ、、と。

うん、めちゃくちゃ楽しい。彼といると。

そしてものすごくわたしは自然体でいられる。

これは、2年付き合った彼氏の前では絶対に姿を見せなかったわたし。

彼といるとわたしらしくいられるし、どんな話題も興味を持ってくれる。

興味を持つ話題も似ているからわかりあえる。

それでいて大事な部分が「性格が真逆であること」。

わたしとは正反対なくらい性格が違くてすごく楽観的な彼。

一見合わないように感じるかもしれないけれど

慎重すぎて頭でっかちなわたしの思考を彼の楽観さが解きほぐしてくれる。

(楽観的だけど、すごく優しく思いやりを持っているひとです。)

 

何よりも決め手だったのが。

わたしのHSPという独特の気質を理解してもらえたこと。

HSPについてはこちら →  

 

彼には理解できない概念だっただろうけど、

「こんなわたしで迷惑じゃないんだろうか」との問いに

「そんな風に思うわけがない」と即答してくれた。

涙でぐちゃぐちゃなわたしにたくさん優しい言葉をかけてくれた。

その時のことはここに記した通り。

 

こんなにわたしのことをわかろうとしてくれて

優しく受け止めてくれる。

何よりも一緒にいて楽しい。

いつもおなかが痛くなるくらい爆笑しちゃうわたし。

そんな風に笑わせてくれる彼。

いろんな話も合う。

この人しかいない、そう思った。

 

そのことを伝えると、とても喜んでくれた。

こんなに嬉しいことはないってくらい喜んでくれた。

それが本当に嬉しかった。

彼が想いを伝えてくれてから約半年。

長く、ながくかかった。

辛抱強くわたしのそばにいてくれてありがとう。

心からそう思う。

大好きだとかっていう感情とは違う。

ただただ、大切。

一生大事にしたいひと。誰よりもそう思えるひと。

付き合っていて、その人といて自信を失ってしまう恋は本物じゃない。

その人といると、自分が落ち込んでしまったり

無理に頑張らなくちゃいけない恋は本物じゃない。

 

彼は、自信を与えてくれるのです。

自分のことが好きになれないわたしに

少し、「自分好きかも」と思える瞬間を与えてくれるのです。

本物の素敵なお付き合いというのは『自己肯定感を高めてくれる』ものだと思う。

彼といるとそれができちゃうんだから、スゴイ。

 

彼は言ってくれた。

「これからめっちゃハッピーになろう!」と。

 

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