翔太と出逢ったきっかけは、友達の紹介でした。
この些細な出逢いが、一瞬にしてわたしの人生を大きく変えることとなりました。
19歳だった大学2年の夏。
テストも終わり、これから長い夏休みが始まるという7月。
暑さもはねのけて、これから訪れる数々の夏のイベントに心躍らせていました。
高校時代から付き合っていた彼と別れて、8ヶ月ほど。
まだ”本当の恋”というものを知らない頃でした。
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翔太にわたしのアドレスがいき、さっそく翔太からメールがきました。
何気ない会話をしていて、こういう感覚も久しぶりでした。
そして、毎日メールのやりとりを重ね、約3週間後に食事に行くことになりました。
翔太は同い年でしたが、わたしと違って高卒で働いている人だったため
仕事が終わったその日、合流することになりました。
初めて会うときはドキドキでたまりませんでした。(私はド人見知りです・・・)
わたしが先に到着して待っていると、原付に乗って翔太がやってきました。
写メを事前に送り合っていたので、顔はすぐにわかりました。
翔太を見たときの第一印象は
「かっこいい!!めっちゃタイプ!!」でした。笑
翔太は、わたしについての第一印象は「痩せてるやん。」だったそです。笑
事前に送った写メが少しふっくらしていたようで。。
(わたしは特に痩せているわけではありません。)
『玲菜ちゃん・・・?』
「うん・・・」
ぎこちない。
だけど、翔太が人見知りせず気さくな人であることがすぐにわかりました。
人見知り同士だとぎこちなさ倍増だと思いますが
彼がそうじゃないことがわかって、ほっと一安心しました。
【初めての食事】へ続く。
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