生きていくこと。

 

スポンサーリンク

 

「こんなわたしで迷惑に思わないんやろうか」って言ったら

『思うわけないやん!!』って言われた。

「背負ってる荷物が重すぎるから相手の人は多分しんどいだけ」って言ったら

『持ったるよ、なんぼでも。重い荷物持つの得意やから』

わたしは普段、漫画は基本的に読まないのですが、

大好きな漫画があります。

それは『宇宙兄弟』。

『人生の参考書』とも称されるこちらの漫画は本当に生きていく勇気をくれます。

その中で何度見ても涙が止まらなくなる数ページがあります。

 

それはALSに侵されたシャロンさんがもうすぐ人工呼吸器をつけることになりそうだと話すところ。

機械に頼らないと生きていけない自分。

何もできなくなっちゃう自分。

そんなので生きている意味があるのか考えてしまったと。

けれど、そこでALS仲間の人たちと出逢います。

ALS仲間の人たちは、海外旅行へ行ったり会議では発言もしたりする。

人工呼吸器をつけていたって、普通の人と同じように

したいことをして、生きている。

視力が悪ければメガネをかける。

聴力が悪くなれば補聴器をつける。

脚が悪くなれば車いすを使う。

それと同じことで。

息ができなくなったら呼吸器を使えばいい。

そうやって生きていける。

やりたいことだってできる。

悲観的に思うことなんて何もないんだと知ります。

 

このあとのシーンも素晴らしくて涙が止まらなくなるのですが、とりあえずここまで。

 

わたしは色々とハンデを抱えています。

病気やHSPという独特な気質。

5月から9月は日光に当たることができなくなります。

これからの季節がコワイです。

だけど、日光に当たれないなら当たらないように対策をして外に出ればいい。

生きづらい性質を抱えて生きていますが、

それを支えてくれるパートナーと共に生きればいい。

 

大なり小なりハンデのある人は世の中にはたくさんいると思います。

けれど、そこに目を向けて悲観的になるのではなく。

それを補える何かを身に着けて生きていけば、それでいいのです。

 

当たり前のことだけれど、どうしても悲観的になってしまいます。

「どうしてわたしだけが・・・」と。

とてもとても悲しくなる瞬間があります。

誰かに迷惑をかけているだけでは?と思うこともあるし

生きづらさを痛感して生きていくことを辞めたくなることもあります。

だけど、必ずそれをキャッチしてくれる受け皿があります。

補ってくれるものがあります。

支えてくれる人がいます。

そして、そんな支えに思いっきり寄りかかって生きていけば良いんじゃないかと。

思えたのです。

『玲菜ちゃんの人工呼吸器となってくれる人と一緒に生きていけばいいねんで。

それは何も悪いことじゃないし、迷惑なんかじゃない。

そうやって生きていけることが相手の人だって嬉しいねんから。』

『宇宙兄弟』の中でシャロンさんは言います。

「人は何のために生きているのか」そんな漠然とした疑問に対して。

『人は誰かに勇気を与えるために生きてる。

誰かに勇気をもらいながら。』

 

勇気、もらってる気がするな。

そしてまたその人にもわたしは、勇気をあげているのかもしれない。

そう思えるように、なってきました。

 

スポンサーリンク

にほんブログ村 OL日記ブログ アラサーOLへ にほんブログ村 マタニティーブログ 初産へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

トラックバック URL

http://marry.ever.jp/alive/trackback/

PAGE TOP