不協和音

 

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【だけど、様々な試練】からの続きです。

 

そんなこんなで不満が溜まりならも、約1年半。

それなりに仲良く過ごしていました。

出逢った頃のとびっきりのトキメキなんてないけれど。

とても大好きだった。

だけど、やはり何かがガタガタと軋んだ音を発し始めていました。

 

わたしは当時、総合職に就いていてとてもハードな仕事をしていました。

23時が定時なの?って思うような日々。

雄大と付き合っていた頃のほとんどが、仕事がとても忙しく、

精神的にツライことが多かったのです。

 

24時帰宅が当たり前の彼女と。

週4回の5時間バイトな彼氏。

 

仕事でのイライラが溜まるだけでなく

このわたしたちの差にとんでもなく嫌気がさして

雄大に対しては嫌みのような感情しか出てこなくなっていました。

 

なんでわたしだけ・・・・。

 

雄大の頑張りが見えていたならまだしも。

それが見えなかったから。

案の定、試験には落ちまくっていました。

もう2年目だよ?

何してるの?

 

甘えているとしか思えなかった。

雄大は実家暮らしだったこともあり、危機感は持ちつつも

やはりどこか切羽つまった感じはなかったのかもしれません。

 

仕事での不満を愚痴ると

「就職してない俺に仕事の話をするな」というようなことも言われました。

「仕事の愚痴とか言ってもいいと思うけど、就職できてない俺にするべきじゃない」とか。

それを友達に話したら「いやいやw 就職してないのん自分が悪いやん」って言ってくれて

ちょっと気持ちが楽になったり。

 

わたしはこれだけ忙しくて精神すり減らして毎日長時間働いているのに

雄大は実家暮らしで家事も全部してくれて、5時間のバイト?は??

 

イライラが募る。

 

だけど、大好きすぎたのです。

雄大のこと。

別れるなんてできなかった。

 

仕事でしんどくても、雄大の存在が支えになってた。

それは確かだったから。

 

でもやっぱり、決断しなくちゃいけない。

だってわたしは結婚したい。

雄大は就職もできてない現状で、結婚なんて考えられるわけもなかったし

来年もし就職できても1年目や2年目では到底考えられなかったと思う。

 

結婚願望が昔から強かったわたしは

そんなに何年も何年も待てない、と思っていました。

しかも、就職ができるかもわからない。

というかできそうにない・・・・。

 

そんな雄大と一緒にいるべきなのか、とてもとても揺れていました。

だけど、大好きなひと。

そんな理由で手を離すなんて、できなかった。

 

【別れ】へ続く

 

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