【翔太へのラストラブレター】からの続きです。
翔太の浮気相手のあ~ちゃんとは一体何者なのか。
気になりますよね?笑
あ~ちゃんはわたしたちの2つ年下の当時21歳で、翔太の職場に新しく入ってきた社員さんでした。
仲の良い子がいる、というのは聞いていたけれど、
わたしも男友達で仲の良い子はいるし、それに関しては特に気にとめてはいませんでした。
わたしと翔太の共通の友達たちも、「翔太は絶対に浮気しない!!」ってみんなが言ってたし、
わたし自身も3年間付き合ってきて、それを実感していました。
翔太ははっきり言ってモテます。
優しいし、おしゃべりできるし、背も高くて細みのモデル体形だしかっこいい。
女の子が好きだよね~こういう人。っていうような人でした。
実際、ラストラブレターが出てきたとき、女の子からもらった熱烈ラブレターも一緒に出てきました。
翔太あての手紙なのに、なんでわたしが持ってるねん!っていうなるけれど。笑
当時、翔太に渡されて、なぜかわたしもそれを保管していたという・・・。
けれど、そんな子に一瞬たりともなびかなかったし、
なんていうのかな、魂で繋がってるみたいな2人だったから。
どんなに素敵な人が現れても、そっちに行くことはないってはっきり言ってたし
わたしもそう思ってたし。
女性関係に関しては全く疑いの気持ちを抱いていなかったからこそ、
わたしは翔太の変化には気付いていたものの、浮気だなんて全く思ってもみなかったのです。
浮気はいつから始まっていたのか。
それは、翔太がわたしに「浮気をしている」と告白してきた時から、遡ること約1カ月。
1か月前から、翔太はあ~ちゃんを毎日のように家によんで、関係をもっていました。
翔太は1人暮らしだったけれど、わたしは親が厳しくて泊まりに行ったりとかほとんどしなかったのです。
それで親とモメるのも嫌だったし、これから結婚する翔太に対して、親に悪い印象を持たれたくないから、
という気持ちがありました。
もうすぐ結婚するんだし、それまでの少しの我慢だよ!ってわたしは思っていました。
わたしだって、出来ることならたくさん泊まりたかったし一緒にいたかったんだよ。
だけど、これからのことを考えてわたしは必死に耐えていたんです。
結果、それが裏目に出て浮気に繋がってしまいました。
社会人になってから、1人暮らしをして初めて翔太の気持ちがわかったんですね。
恋人が泊まりに来てくれないことの寂しさや悲しさ。
それを身をもって経験して、本当に翔太には申し訳ないことをしたな、とその時思いました。
翔太も「玲菜がもっと泊まりに来てくれていたなら、結果は違ってた」って言ってました。
それぐらいで浮気しちゃうなんてあり得ないよって声が聞こえてきそうだけれど
ハタチそこそこの若者が、そんな理性保てるわけないですよね。
普通は保たなくちゃいけないんだけどね。
翔太にはそんな能力はなかったということです・・・。
「そこで玲菜が自分を責めるのは間違ってる」ってみんな言ってくれたけど、
わたしのせいだ・・・ってずっと思ってました。
翔太もあ~ちゃんのことは、始めは遊びのつもりだったって言ってた。
だけど、1度そうなっちゃうとどんどんハマっていってしまったって。
わたしとデートしてても思考回路はあ~ちゃんで、
その頃からめっちゃオシャレになりだしたんです。
お金全然ないのに、2万くらいする靴を買ったり。
アウターを一気に2着も買ったり。
そんなことしたことなかった人だったんですけどね。
それも全部あとでわかったこと。
あ~ちゃんに真剣に恋をしていたから、、です。。
そして、同じくあ~ちゃんも今まで抱いたことのない大好きな気持ちを
翔太に対して、持ってしまいました。
もう2人の勢いは誰にも止められないものになっていました。
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