【別れてから思ったこと】からの続きです。
翔太からの浮気の告白は、「なんとなく気付いてた」というものでは全くありませんでした。
1ミリもそんな疑惑を持ったことがなかったし、女性関係については安心しきっていました。
本当に晴天の霹靂でした。
わたしたちはまわりからも、お似合いカップルってたくさん言われていたし
自分たちもそう思っていたし、
言いたいこともちゃんと言い合えるし、めちゃくちゃ好き同士だし
最高のカップルだと自負していました。
もちろん、ケンカもするし、些細なことでは色々あります。
だけど、すごく幸せなカップルだと思っていました。
環境の面では色んな障害があったけれど、それでも一緒にいれるからこそ
これからどんなことがあっても乗り越えていけるのだと思っていました。
翔太はめちゃくちゃ愛情を伝えてくれるタイプの人でした。
だから、翔太から愛されている実感はすごくあったし
わたしも大好きでした。
けれど、わたしはあまり感情を出す方ではなかったし
彼がわたしに対して「強い女」であることを望んでいたから
そうならなくちゃ!って思ってしまい、彼に対しては割と強い女でいたと思います。
そうなってくると、なかなか愛情の表現ができなくなっていました。
そのあたりの使い分けが、わたしには上手にできていなかったようで、
それが浮気に繋がったのだと思っています。
当時、「わたしのせいだ・・・」って自分のことを責めまくっているわたしに
年上の友達が言ってくれた言葉がありました。
「玲菜ちゃんから彼への愛情はめっちゃ伝わってきてたよ?
何をもって愛情不足やったって言うの?
どんな事情があっても、やった方が100%悪いねん。
そんなに自分を責めないで。」
これは今でも忘れられない言葉です。
そんな風に言ってもらえたことでわたしの心は随分と楽になったことを覚えています。
—
翔太とは別れて良かったと思っているけれど、トラウマは消えません。
今の彼とは仲良く過ごせているけれど、四六時中一緒にいるわけではないし、
実は他の女の子と深い仲になっているのかもしれない、なとどすぐに思っていまいます。
年齢を重ねるにつれて、世の中の現実をたくさん知るようになって
人間の汚さとかはわかっているつもりです。
その分、素敵な人たちがたくさんいるのもわかっています。
けれど、ホント人間って汚いんです。
翔太との出来事があってから、わたしは基本的に人を信用しなくなりました。
そして、些細なことに不安を感じるようになりました。
どれだけ彼氏と仲良く過ごしていても、
「いつ ”別れよう” って言われてしまうんだろうか」と、毎日が怖いです。
先の未来なんて誰にもわからないんだから、
マイナスな未来を想像するのではなく、プラスな未来を想像した方が得だよっていうのはすごく理解できるんです。
だけど、勝てないんです。昔の記憶に。
疑いなんて概念を知らなかったあの頃に戻りたい、と思います。
こんな不安な心情をJulietというアーティストが見事に表現しています。
・消せない嘘 → ★
・トラウマ → ★
こんな想いをする人が少しでもいなくなってくれればって思います。
トラウマに打ち勝てる人が1人でも多くなればって思います。
みなさんも、大切なひとは本当に大切にしてください。
わたしは、いちばん大切だと思っていた人から
人生でいちばんの悲しみを与えられました。
いちばん大切だと思っていた人から
いちばん深い傷をつけられました。
大切なひとに、自分のせいで最大の苦しみを与えるのは、どうかやめてください。
人間だから、なにもかもうまくいくわけではありません。
時には感情だけが暴走してしまう時があります。
けれど、自分の手で、大切な人を悲しませることだけはやめてください。
あなたのことをいちばん大切に思っている人がいるんです。
その人のことだけは、どうか傷つけないでください。
あなたが救ってあげられる人であってください。
【その後】へ続く。
トラックバック URL
http://marry.ever.jp/pastlove/syouta/syouta12/trackback/