Fさん【3】

 

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Fさん【2】からの続きです。

 

Fさんと出逢った頃は、前の彼氏(雄大)と別れてから、3カ月ほど経過していました。

まだ短い期間ではあるものの、それなりの人たちと

お食事へ行ったり、お出かけしてみたりしていましたが、

雄大と一緒にいた時の、あの心の底からの『楽しさ』や『幸せ』な気持ちを

誰に対しても持てずにいたことに、若干焦りを感じていました。

好きだと感じることがあったとしても、相手の気持ちがそれに伴っていなかったり

すぐに冷めてしまったり。

だからずっと、彼のこと忘れられずにいて、

彼に連絡を取ってみようと決断したのです。

 

けれど、すぐには送れない。

メールも作成して、下書きボックスで保存。

あとは送信ボタンを押すだけ、という状況にしていました。

けれど、その『あと、ひと押し』がどうしてもできないのです。

我ながらしびれを切らして数日後の日曜日の午後にメールを送ろう、と決意しました。

 

そして、迎えた日曜日の午前中。

なんと、Fさんから再びメールが来たのです。

前回メールが来た時から2週間が経過していた頃でした。

「せっかく出逢えたのに、あの飲み会だけじゃ勿体なさすぎます。

一度でいいので遊びませんか?」と、なぜか敬語。

めちゃくちゃ丁寧な感じでした。

 

飲み会の時は嫌な思いはしたものの、

Fさんについては少し興味があったのは確かでした。

けれど、色んな理性から彼と会わないことを選択していましたが

このタイミングでFさんからメールが来たということは、

「雄大にメールは送るべきではない」と何かが教えてくれたのかもしれない。

そして「Fさんと一度お食事くらい行ってみればいいんじゃないか」

誰かがそう忠告してくれているのではないかと、感じたのです。

 

わたしはスピリチュアルなことに精通しているわけではないですが、

過去に、見えない大きな力が自分を救ってくれたりとか

たまたまあった出来事のおかげで、傷つくはずだったものを回避できたりとか

そういうことが何度かありました。

だから、このタイミングは何か運命的なものがあるのではないか、と感じたのです。

 

実際、雄大にメールを送っていたら、その後どうなっていたのかはわかりません。

もしかしたら、復縁していたかもしれません。

その場合、その後の婚活体験はなくなるし、

今のわたしは全然違う環境に身を置いていることかと思います。

少なくとも、その後付き合うことになった彼氏には出逢っていないと思います。

 

本当に些細なことが、未来や運命を動かしていくんだなと思っています。

(大げさかもですが。。苦笑)

 

Fさんからメールがきたことで、雄大へ送ろうと思っていたメールは削除しました。

これ以降、雄大へメールを送ってみようかと真剣に思うことはありませんでした。

(しょっちゅう思い出しては、「戻りたい・・・」とは思っていましたが。。)

そして、Fさんへ「お食事行きましょう」と返信することにしました。

 

Fさん【4】へ続く。

 

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