俺のお嫁ちゃん

 

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【初めてのデート】からの続きです。

 

翔太のお仕事はとても忙しくて、平日も時間がなければ休みも少なくて。

当時、大学生で時間の融通がつきやすかったわたしが、

彼の休みに合わせる形で会っていました。

基本的に日曜日に会っていました。

途中で転職してからはさらに、平日休みも増えていたので

平日でも休める大学生のわたしの特権を使って

平日や休日にデートを重ねていました。

 

そんな付き合って少し経った頃。

翔太はごくごく自然に「玲菜は俺の嫁ちゃんな気がする」といった発言が。

でもビックリ。

わたしも全く同じことを考えていたから。

元々、そこまで結婚願望がなかったわたし。

まぁまだ学生だったというのもありますが。

だけどね、翔太以外は考えられないって思いました。

一生一緒にいたい相手だと、強く強く思っていたのです。

そんな風に思っていたのはわたしだけじゃなくて、

翔太も全く同じように思っていたのです。

まだまだ学生だったので、リアルな結婚は遠かったけれど

『絶対結婚する!!』ってお互い思ってました。

そして、そのようなことを口にしていました。

『絶対結婚するよね。』って。

だけど、付き合い初めてから3年4カ月経った頃に、突然別れの序章はやってきました。

 

【翔太へのラストラブレター】へ続く。

 

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