元彼へのラストラブレター

 

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ちょっと探し物をしていたら、奥底から出てきましたよ!

元彼へのラストラブレター。

わたしは19歳から22歳まで、大大大恋愛をしていました。

そんな彼と別れることを決意したときに書いた手紙。

最後に会った時に渡そうと思ったけど、結局渡さなかったんですよね。

このブログでもこの元彼とのことは綴りたいなぁと思って枠ももうけてるのに

出逢い編しか書いてないですね;;

いつ続きを書けるんだか。←

 

この元彼というのは、このブログでは翔太と呼んでいます。

翔太と別れることになった原因は翔太の浮気でした。

浮気というかね、もう好きになっちゃんたんです。熱烈に。。

もうね、「あ~ちゃん(浮気相手の女子)のことしか頭にない!」っていう感じになってしまって。

それを肌で感じてたわたしはどれだけツラかったか・・・。

常に「あ~ちゃん(浮気相手の女子)だったら~~」って思考回路でしたね。

 

その浮気が発覚したのは、翔太から正直に告白してきたんです。

そう、5年前のちょうど今頃。

わたしは社会人1年目のクリスマス前のこの時期でした。

彼はクリスマスあたりにわたしにプロポーズをしようと思っていて

わたしの友達や翔太の妹とかに、ちょっとした協力も呼び掛けていました。

だけど、そのクリスマスを過ごした相手はわたしではなく、あ~ちゃんだったのです。

あれ以上最悪なクリスマスなんてきっとないと思うなぁ。

 

5年前の今頃は頭真っ白なっちゃって、地獄ロードの始まりでした。

浮気したとか、好きな人できた、とかそんなんで嫌いになれるわけがない。

だって、彼はソウルメイトだったから。

非科学的な話になってしまうけれど、彼と初めて遊びに行くとき「久しぶり!」としか思えなかったの。

「長い時を経て、やっと再び会えたね」っていう気持ちになったんです。

説明しようがないんですが、自然とそういう感情が舞い降りてきて。

翔太はかっこよくて、めちゃめちゃトキめくんだけれども、全然緊張しないのです。

人見知りすぎるこのわたしが。

彼といるとめちゃくちゃ楽だったんです。

初めて会ったときから。

一緒にいて楽だと感じるのは、恋愛感情全く持てない男性に対してのみの、

このわたしが!笑

こんなに好きで好きで好きで・・・なのに緊張しないし楽ってどゆこと?みたいな。笑

今でも不思議すぎる。

 

わたしは基本、ポーカーフェイスだけれど彼に対してだけは

喜怒哀楽を出せていました。

寂しい悲しいってたくさん泣いたし、嬉しい幸せってたくさん笑った。

 

そんな彼がわたしの人生からいなくなるなんて到底考えられなくて。

地球がひっくりかえっても、うちらは別れることのない2人だと思っていたから。

あの頃はまだ純粋だったというか。

人の裏切りとかもあまり知らない頃ですね。

わたしは社会にも出てない学生だったし。

そして、グループ交際のようなかたちだったので

翔太の友達やわたしの友達とかを交えて、みんなでたくさん遊びました。

みんなからは鉄壁カップル、お似合いカップルってすごい言われてた。

いや、うちらがいちばんそう思ってたけどね?笑

 

浮気が発覚してからは、

感情がいったりきたりを繰り返しながら。

翔太も、わたしを取るか、あ~ちゃんを取るか。

答えの出ない輪廻の中にいました。

 

結局、わたしが身を引くかたちで幕を下ろしました。

浮気告白から約1カ月。完全に終わりました。

 

1ヶ月間、起こったこと。

そのあとに何が残ったのか?

それは3人ともが深い深い傷を負っただけでした。

 

浮気や不倫。

全員が不幸になるだけやと思う。

関わった人全員が傷つくだけだと思う。

 

だから、なくなって欲しい。

そのときは幸せでも。

長い目で見ればうまくなんていかない。

 

翔太はわたしという存在がいなくなって、

あ~ちゃんと晴れてカップルになれました。

だけど、誰が祝福しますか?

 

グループ交際してた友達たちみんな。

経緯は知ってる。

誰が、わたしのかわりに新しく彼女になったあ~ちゃんを受け入れられますか?

 

あ~ちゃんは悪い子じゃないんです。

見方を変えれば、たまたま熱烈に好きになった人に彼女がいただけの話。

先に手を出してきたのは翔太だし。

(それでも、そのままのっかってしまう、あ~ちゃんもどうかと思うけれど、

恋はそんな理性をも失わせるパワーがあるのは、わたしもよくわかるから…。)

だから、翔太かいちばん悪いんです。

だけど、みんなからしたらあ~ちゃんの印象は最悪。

だってあれだけ仲良かったカップルの玲菜(わたし)と翔太を引き離した張本人になってしまうから。

みんなからはそうしか映らない。

どんな事情があったって。

 

翔太も。

あんな健気な玲菜をこんなかたちでふるなんて。

最低すぎる男だというレッテルが貼られてしまいました。

 

いいことなんかないんです。

みんなにとって。

 

わたしはわたしで、生きる希望なんて到底なくなってました。

全然書いてないけれど、浮気発覚から別れまでの約1ヶ月間。

こんなに傷つくことってあるのかっていうぐらい

色んなこと言われました。

たくさんたくさん、言われました。

浮気中のこととかも沢山知りました。

血の気引くかと思いました。

 

それでもやっぱり、大恋愛をさせてくれて。

本当に色んな感情を知ったし。

恋愛とかあまり興味のなかったわたしに

そのおもしろさやしんどさを教えてくれて。

 

人と深く関わることの意義を知れた期間でした。

1分1秒でも長く一緒にいたい人でした。

数分しか会えなくても飛んでいって会いに行けるぐらいの熱情を持てる相手でした。

まわりがなんて言おうと、翔太が必要としてるならどこにだって行けるぐらい・・・。

付き合って3年が経ったって、なんだって。

そんな気持ちが色褪せることのないぐらい、でした。

別れてから何度も思ったこと。

 

『きみじゃなきゃ意味がない』

 

男はたくさんいます、世の中には。

だけど。

きみじゃなきゃ意味がないんです。

 

そう思えるくらい大好きすぎた相手でした。

 

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