Fさん【4】

 

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Fさん【3】からの続きです。

 

FさんへOKの返事をすると、Fさんはとても喜んでくれました。

1週間後の休日に映画とお食事へ行くことに。

それまでの間はずっとメールをしていたのですが、Fさんはものすごく感じの良い人だったのです。

もう、あの飲み会でのFさんの姿など全く想像もできないくらいでした。

 

けれど、『好き』という感情は皆無だし、

どこかで「付き合ってあげてるんだ」という思いがあったのかもしれません。

わたしは、待ち合わせの時に思いっきりガム噛んでました。

本当最低ですよね;; ごめんなさい><;

 

気に入っている相手ではないので、気に入られる必要もないので

全然緊張もしないし、すごく楽でした。

会ってすぐに、映画のチケット買うのかなぁと思ったら

「もう買ってあるから」と、WEBで予約して買ってあったチケットを機械で出してくれて

お金払おうとしたんだけど、受け取ってくれませんでした。

 

今までの人の場合、映画デートなんかだと見たい時間のやつが満席で見れなくて

わちゃわちゃしちゃったりしてた経験もあってか、

そのスマートさに、わたしいきなり感動しちゃいました。

しかも、値段高くなる3Dの方にしてくれてるし。。

(わたし結局この1回きりしか3D見たことありませんが、あれすごいですね!!)

 

その後は居酒屋に行って、色々話したりもしました。

Fさんは安定しているサラリーマンを辞めて、ニートになって本気で勉強して

今の職業に就いたとのことでした。

「どうしてもなりたかった」と。。

そのパッションにわたしはかなりもっていかれてしまいました。

 

わたし、仕事頑張る男性が好きなんです。

キラキラしてるんだもん、そういう人って。

自分の仕事に誇り持ってる人、めちゃめちゃステキなのです。

Fさんはそこまでして、なりたかった職業に就けたことで

やっぱり仕事に対してすごく真摯に取り組んでいました。

色んな話してくれましたが、そこから仕事に対する想いが、

めちゃめちゃ伝わってくるのです。

かなり心奪われていました。

 

飲み会の時はあんな人で「あり得なさすぎる!!」と思っていたのに

あの日のFさんとは正反対のFさんがそこにいたし、

あの日とは正反対の気持ちを抱いている自分がそこにいました。

 

それまでは、初めに『ない』と感じた人に対しては

どんなことがあっても、『ない』という思いからは絶対に脱しない、と思っていました。

「第一印象は最悪だったけど、結果好きになっていた」とか、

「友達から恋人になった」っていうのも考えられなかったです。

わたしは異性の仲の良い友達がいますが、あくまで友達だし

それは初めにそう感じたからだし、何年経ってもその気持ちが変わることはありません。

ですが、そんな経験値は一蹴されてしまいました。

 

だって、あんなに印象は最悪だったのに。

その時、『好き』という感情に突き動かされていることを感じました。

『ない』と思った人だったのに『あり』どころか本気モードな感じ。

この状況には自分でもビックリしていました。

 

Fさん【5】へ続く。

 

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