一生忘れられない、最高の誕生日

 

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【ドストライク】からの続きです。

 

食事後、少しドライブをしようということになり。

実は、その食事をした日が、たまたまわたしの23歳の誕生日の前日だったのです。

わたしは自らそのような主張はするタイプではないのですが

明日の日曜日の予定を聞かれて、会社の同期の子たちと

プチ遠出をしに行く予定だったから、そう答えたのです。

それも、わたしが翔太と別れてとてもとてもツライ日々を送っていたのを見かねて

仲の良い同期が提案してくれたのです。

 

今年の誕生日は日曜日。

当たり前に翔太が隣にいてくれていると思っていただけに

日曜日の誕生日なのにひとりぼっち。ツラすぎたのです。

どう過ごそうかと頭を抱えていたんですね。

そんなわたしのツライ気持ちを救ってくれた遠出計画だったのです。

 

だから、それを説明するにあたり「実は明日誕生日やねん。ほんで・・・」と言ったら。

「そんなん早く言ってやー!! 知ってたらサプライズとかしたのに!」

って言われて、いやいやそれはいいよw

と思いつつ、その気持ちが嬉しかった。

 

そして、しばしドライブは続き。

時間も遅くなってきていたので、わたしの家方面へ向かい。。

もうすぐ家の近くまで来たところで。

おもむろに、彼は車内ミュージックをいじりだす。

彼の選曲はNEWSの『HAPPY BIRTHDAY』でした。

言ってなかったのですが、わたしこの曲が本当に大好きだったんです。

特に気にかけてなかったのですが、時計を見たら0:01分。

演出かと思うくらい、タイミングが絶妙すぎて。

大好きな曲とともに、惹かれつつある雄大からの『おめでとう』のことば。

最悪な日曜日の誕生日を過ごすはずが・・・。

こんな素敵な23歳の幕開け。

本当に幸せすぎて、『ツライことのあとにはいいこと』がある。

そう確信できた一夜でした。

捨てる神あれば拾う神あり。

完全に雄大に惹かれている自分がいました。

 

【大きな収穫、こんな感情】へ続く

 

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