依存について。

 

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「夫婦の境界線」優れたカウンセラーは依存させない

「自分は自分、相手は相手でやるべきことをやっている」という信頼

これを読んで、なんとなく思ったことが☆

今日はなかなかに長いです。笑

ご興味のある方はどうぞ。

 

3年半付き合っていた、大恋愛の相手、翔太には

わたしはめちゃめちゃ依存していました。

(ひとくちに、『依存』っていっても、程度には差があるとは思うのですが。)

それこそ、「翔太がいなくちゃ生きていけない!」というような感じでした。

それに対して、「これじゃダメだ」と思っていたので、友達に相談してみたりしました。

 

そうすると。

「彼氏彼女なんだから、当たり前でしょ。

依存しちゃうもんでしょ。そんなもんだよ。」

そう言われました。

「逆に、依存してなくて、それでカップルっていえるの?」って。

 

確かにそうだなぁ、と。

別に、こんなスタンスでも大丈夫なのかな、とその時は思いました。

 

翔太という存在はわたしにとって、もちろん『恋人』であるけれど

『大親友』でもありました。

本当に何でも話せる。

深い話もたくさんできる。

人前で言えないような話もできる。

喜怒哀楽も思うままに出せる相手でした。

 

普段、ポーカーフェイスで生きているわたしからすると

感情表現ができる場は『翔太』という場所にしかなくて、

感情表現が苦手な自分が開花できる瞬間でもあって

こうして表現できることが、実は嬉しいことでもありました。

 

けれど、喜怒哀楽のプラスの感情ならそれは問題ない。

だけど、マイナスの感情の場合は、違う。

 

マイナスな感情をぶつけることだったり、

愚痴を話すことだったりというのは、相手にとってはとても負荷のかかることです。

 

だけど、当時のわたしは「彼氏なんだから聞いてくれて当たり前」だと思っていたし

わたしのマイナスな感情を受け止めきれない翔太に対して

「キャパが小さい」とも思っていました。

 

もちろん、わたしが吐き出す側だけになっていたのではなく

翔太もわりと不安定なところがあったので、マイナスな感情はたくさんぶつけられました。

それ故に、試し行動をされたこともあります。

 

そうして、お互いがマイナスな感情をぶつけあい、

「しんどい」と簡単に口にしてしまっては「こっちだってしんどい」と、

そんなループにハマってしまうことが多々ありました。

 

だけど、恋人なんだし。親友なんだし。

そんなもんだって思っていました。

 

そんな翔太とも別れがおとずれ、その後付き合った雄大。

雄大と付き合っていた頃は、仕事がMAXにツライ時期でした。

忙しくもあったし、内容もハードだったし、定時23時なの?って思うような日々。

そんな中、雄大は同い年にも関わらず就職はしてなくて

公務員の勉強のためにアルバイトをしている人でした。

(しかも、勉強には全くといっていいほど身が入っていませんでした)

労働時間は、わたしの3分の1ほどだったかと。

「なんで午後5時から働いている彼氏より、午前9時から働いているわたしの方が

帰宅時間が遅いんだよっっ!」ってイライラな毎日。

1人暮らししていたので余計だったかも。

 

雄大は雄大でしんどかったと思う。

けれど、わたしも本当にしんどかった。

だから、たくさん仕事の愚痴とかしんどいんだって話をしていました。

情緒不安定すぎて、泣くこともありました。

 

だけど、ある日、「そんな風に話されることがしんどい」というような話をされました。

そして、「こんな風に返されるのが嫌なら、俺に話すな」と言われました。

「俺だって日々いろいろしんどい」と。

 

「彼氏なのに、なんで聞いてくれないんだろう」ってその時はすごく落ち込みました。

わたしは、あなたより圧倒的にしんどい状況にいる。

「俺もしんどい」って言うけど、20代半ばになりつつあるのに

親のおかげで生活している身分。

フルタイムで働き続けたこともないくせに・・・。

そんな感じでさらにイライラしたりも。

 

今思えば、翔太の反応も雄大の反応も間違ってはないんですよね。

人間としての素直な感情だと思う。

 

マイナスな感情を吐き出され続けるのは、よっぽどの人でない限りしんどいものだし。

『彼氏なんだから』、『旦那なんだから』っていっても。

その前に人間なんだから。

何でも受け止められるわけじゃない。

 

そんなことを別れてから気づきましたね。笑

2人に共通して言われたことがあって。

それは『もっと強くならないとダメだよ!』ってことでした。

あ~~同じこと言われてる~と思いながら。

だけど、ツライと言いながらも逃げ出してない自分を褒めて欲しかったんですよね。

じゅうぶん頑張っているのに、強くなれなんて。

よくそんなことが言えたもんだなぁと思ったけれど

そんな風に言いたくなるような言動だったわけですね。

完全に依存していましたね・・・。

それとも、これって恋人や夫婦なら普通なのでしょうか?

 

そんな雄大とも別れてしまい、長らく日々が空き、今の彼とのお付き合いしていますが。

わたしは彼にはマイナスな感情をぶつけることはまずありません。

仕事のしんどい話や、体調不良などなど。ほぼ、言いません。

そもそも、仕事がそれほどツラくないからっていうのはあるんですけども、

それでも些細に落ち込むことはある。

けど、そんな話は全くしないし、LINEでのやり取りでもプラスな雰囲気で言葉を繋いでいます。

彼に対して、マイナスな発言だったりは基本的にしないし、

「しんどい」(体的にも、心的にも両方。)なんて言うこともありません。

それはやっぱり、上記のようになるのが嫌だから。

そしてやっぱり、依存しちゃダメだという思いがあるから。

今までの彼とのように、負のループに陥ることがわかっているから、何も言いません。

 

彼に愚痴を言われることはあるけれど、それも責めるようなことは一切言わず

受け止めています。

できるだけ、愚痴でもなんでも聞いてあげられるキャパを持っていたいと思っています。

けれど、わたしが基本的に愚痴とか言わないのを感じ取っているからなのか、

彼もわたしに、それほどグチグチ言ってきたりすることがありません。

これは、わたしの想いを知らぬ間に受け取っているからなのかなぁと思ったりします。

 

やっぱりマイナスな感情を2人してひっさげて、見せびらかしているよりも

プラスな感情全開で、それを共有していたいから。

 

どれだけ仲良しなカップルでも、夫婦でも。

その前に1人の人間であることは忘れちゃいけないなと思ったりするわけです。

 

だからって、わたしは愚痴とか全く言わないわけじゃないです。

人を選んでいるんです。

女友達に言ったら共感しあえます。100パーセント。

だから、それで「わたしだけじゃないんだな~」って思えたりするし、

体調が悪ければすぐにつぶやきたくなります。

彼氏に頼りたくなります。。

けれど、言いません。受け止めてくれる友達に言ったり。

愚痴が溜まれば、それを受け止めて、かつ全然心配しない友達に言ったりします。

うまいことやってます。我ながら。笑

彼氏に話す必要ないもんね、こんな愚痴とかって。って思う。

 

体調不良も、

さすがに、明日会う予定なのに今風邪ひいてて何も言わないとかはどうかと思うけれど

次会うときまでに治っているような風邪程度なら一切言わないし。

わたしは2か月に1回熱が出るような感じなので言ってたらキリないし。

39度出ようが彼氏に言うことはありません。笑

だって心配かけたくないから。

偏頭痛でしょっちゅう頭痛いけど、言ったところで治るわけじゃなし。

彼氏に心配をかけてしまうだけです。

わたしの偏頭痛は2日後には必ず治っていますし。

 

なんしか、ヘンに心配をかけたりすることは良くないなって思うんです。

なにかマイナスな感情をつぶやきたくなっても

「これは彼氏に言わなくちゃいけないことなのか?」って立ち止まります。

めちゃくちゃ共感してくれる友達や

何も思わずただただ受け止めてくれる友達がいる。

じゃあその人に言えばいいんじゃん、って思うのです。

 

そもそも、わたしと今の彼とは、

『2人で一緒に何かをする』ということが少ないかもしれません。

 

例えば、同じバドミントンが趣味なのに一緒にすることはなく、

それぞれが、それぞれのチームでやっています。

USJの年パスを2人とも持っているのに、

2人で行くよりそれぞれの友達と行くことの方が多い。

年越しも一緒に過ごさなかったり。。

とにかく「え、彼氏とじゃないの?」って言われることが多い。

 

だけど、それに対してお互いに不満だとか何かを思っているとかではないんですよね。

それが普通だし、それがわたしにとっては実は理想的だったりする。

こんな関係性が心地よいのですね。

多分、それはお互いにそうで、その価値観がものすごく合うんだと思います。

 

彼氏だし、いちばん大切なひとです。

だけど、ある程度の境界線があるんです。はっきりとした。

それは決してマイナスな線じゃなくて、プラスのです。

 

こんな人だから、うまくいくし、

というか、うまくいくようにコントロールしようとも思えるし。

これから結婚するにあたって、

こういう関係性ってもしかしたらすごく理想的なのかな?って思って。

『ある程度の距離感』をわたしは意識して、誰にでも持っています。

そして、それはいちばん近しい存在の彼に対しても持っている。

(それが過去の彼氏には持っていなかったわけです。

『彼氏なんだから』と思って。)

それが良いのか悪いのかって自問自答することもあったけれど

実はこれってすごく良いのかなって・・・この記事を読んで思ったのでした。

正解はないですけどね。

というか、どういう考え方もすべてが正解かなって思います。

 

はい。ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!!

終わります。笑

めっちゃ時間かかったよ~~~~~!苦笑

 

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